第3戦バーレーンGP

ルノー開幕3連勝!
ここまで来るとルノーの強さを確信できそうですね。
ただ、ここ2戦は高温でタイヤに過酷なレースだったので
とりわけタイヤにやさしいルノーが一番メリットを生かせていたのも事実。
ヨーロッパラウンドに入って状況が変わったときどこまで今の強さを維持できるかが鍵になるかと。


強いといえばトヨタ
マレーシアに続いての連続2位フィニッシュですよ。
一度ならまぐれと言われかねないですが2連続となれば実力といって良いでしょう。
ただルノーと比べると一歩遅れている感じです。
ポディウムの頂点は近いようで遠いかも。


マクラーレンは速い。
どれくらい速いかというとデラロサがファステストを叩きだし
ライコネンも3番目に速いラップを記録するくらい速い。
マシンは充分首位争いを出来る強さを持っている。
だけど結果がついてこない。
なぜか?


やはり予選が振るわない事が原因でしょうね。
ライコネンデラロサともに前の車を追いまわすシーンがよく見られましたが
逆にいえば前の車に抑えられているってわけです。
予選で少しでも前に出ていれば前の車に邪魔されることが少なくなって
さらに上位を目指せると思うんですけどね。


それにしてもモントーヤの代理で急遽参戦になったデラロサですが
ここまで魅せるレースをしてくれるとは思いませんでした。
テストドライバーにしておくにはもったいない人材ですよね。


BARは2台ともブレーキのオーバーヒートが発生。
バトンはさらにクラッチのトラブル。
今年のBARはまだマシンに未成熟な部分がいっぱい残されてそうで
かなり苦戦を強いられそうな予感がします。