W32Sに変えました

16日発売のW32Sを17日に買いました。
いやー近くの電気店に行ったらフツーに売ってあったので
ついカッとなって機種変してしまいました。
反省はしておりません。
そういやW21Sも発売日の翌日に買ったっけ。
そんなわけでW32SW21Sと比較も絡めてレビューしたいと思います。


●デザイン
W21Sのデザインを踏襲したような折りたたみです。
但しW32の方が一回り小さくなってます。
外観では小ささをあまり感じませんが持った瞬間に「あっ小さい」って感じました。
ヒンジのところにフックに引っ掛けられるような穴が空いてます。(←たぶんアンテナw)


●操作性
操作系で大きな変化はジョグがなくなったことです。
私自身ジョグにこだわりはないのでどちらでも良いですが
ソニーっぽさが失われたという意味では少々残念です。
ただW32Sにはジョグがなくなったことは別にしてコンソールに不満があります。
方向キーの中心に決定ボタンを配置していますが、
この決定ボタンがやや小さくて方向キーを巻き込んで誤操作しちゃうんですよ。
親指を爪を立てるような感じで押せば誤操作も減りますが
油断して指の腹で操作しているとやっぱり誤操作するのでストレスが溜まります。


●液晶
メインディスプレイがW21Sの2.4インチ→W32Sの2.2インチとやや小型化。
本体を小型化したあおりでしょうね。
0.2インチの違いはあまり気になりませんでした。
240*320の解像度は一緒なので表示がやや緻密になった感じがしました。
背面液晶はW21Sより画質が悪くなりました。
色の再現度が悪くなったような感じかな。
まあ、ここは時計とメール着信の確認ぐらいなので画質は求めないですし
それでコストダウン出来たのならそれは正解だと思います。


●動作
動作に関しては基本的にサクサクなので快適です。
ウェブやメールなどの文章スクロールの速さは特筆もの。
ただメニュー周りをカスタマイズできるようにした影響からか
W21Sのようなクロスバーのメニューにすると
バーのアニメーションなどでモッサリ感があります。
ここはカスタマイズできるのでマトリックス(格子状)のように動きが少ないメニューにすれば
サクサク動作するのでたいした問題ではないかもしれませんが。
カメラ撮影画像のような大きい画像を表示までに1〜2秒かかるのでW21Sより劣ってます。
アプリ起動のモッサリ感は相変わらずです。


●動画再生
モバイルムービー使えません!
W31Sから使えなくなってるので、おそらくソニーはモバイルムービーを捨てましたねw
じゃあ動画再生が出来ないんではと心配の人も御安心を。
Ezムービーが再生できます。
ちゃんとQVGAサイズで15fpsです。
携帯を横にして全画面での再生も出来ます。
しかも携帯動画変換君で簡単に作れます。
実はこの方法はW21Sでも使えたので
ちょっと前からモバイルムービーじゃなくてEzムービー使ってました。
なので、今回の移行もすんなりと出来たのでした。


肝心の動画再生の性能は高くなってます。
一番実感したのは再生フレームレートが高くなって
動きが滑らかになったことですね。
あとは動きが激しいシーンなどでのコマ落ちの仕方が変わりました。
このコマ落ちは変換時のビットレートを下げると解消するので
瞬間的なビットレートデコーダーの処理能力を超えているようです。
W21Sは一度引っかかると再び動き出すまでに数秒かかってましたが
W32Sではガッガッガッガッという感じで細かく引っかかるようになりました。
コマ落ちのなりかただけ見ればW32Sの方が良いのですが
コマ落ちし始める限界がW21Sよりも低くなっていました。*1


W21Sの方が頑張るので高画質を追求できますがコマ落ちすると影響度が大きく、
W32Sの方はコマ落ちしやすいが影響が少ないので妥協すればこちらが扱いやすいと
一長一短ってところでしょうか。


動画再生中にフリーズしたり再起動することがたまにありました。
まだなにかバグを抱えているのかも。


●その他
おさいふケータイ→Suica対応までは出番無し?
Ezナビ→W21Sと同等
フルブラウザ→搭載されず……残念
着うたフル→まだ1曲落としてません。
リッジ→プリインストールアプリとしてリッジが入ってます。
    初代PS並みのグラフィックで動いてます。ある意味感動。
    あのちっさい画面と携帯のコンソールでプレイするのは拷問に近いですがw

*1:同じ動画ファイルを変換ビットレート上げなら試していくとW21Sの方が粘るので