第17戦 ブラジルGP
3戦残して25ポイント差だった前戦終了の時点で
すでにライコネンのチャンピオンはあきらめていたので
そこまで落ち込んでないですけどね。
それに、アロンソの雄叫びあげて喜んでいたので
素直におめでとうという気持ちになりましたし。
ライコネンにあんなパフォーマンスは期待できそうに無いしね(ボソ
レースの方は序盤に
モントーヤがアロンソを
ライコネンがフィジケラを
セーフティーカー後の再スタートでフィジケラがシュー兄を
といった魅せるオーバーテイクはありましたが
その後は各車淡々と言った感じの展開でした。
優勝はモントーヤ、2位はライコネン。
ピットインを利用したチームーオーダーで
ライコネンを前に行かせるかと思ったんですが
アロンソの3位は堅そうでチャンピオンのチャンスが薄かったことと
モントーヤが地元に近い国でのレースだったことから
順位操作をしなかったのかもしれません。
マクラーレンは今季初の1-2フィニッシュ。
チャンスは何度もあったんですけどね(笑
コンストラクターズではルノーを抜いてトップに踊り出ました。
この調子でコンストラクターズでは一矢を報いてほしいですな。
佐藤琢磨は前戦のチョンボで受けた10グリッド降格ペナがあったので
ガソリン満タン最後尾スタートを選択し
全車の中で唯一の1ストップ作戦を敢行。
しかし作戦自体はあまり上手く機能しなかったみたいです。
というのも、最後尾スタートから10位フィニッシュという結果でしたが
スタート直後の混乱を上手く抜けて11位まで上がっていたので
そこからはほとんど上げていないことになりますから。
今回は生中継だったのでタイミングモニタを見ながら観戦してました。
そこで琢磨のラップタイムとか見ていて分かったのですが
琢磨が1回目のピットストップを終えて10位で戻ってきた時に
9位のラルフとのタイム差は10秒以内だったのに
そのあとタイム差はズルズルと広がっていって
ラルフがピットインする時には40秒以上の差になってました。
これだけ差が開いてしまうとピットインしても余裕で前に戻れるので
1ストップ作戦の「他車がピットインしている隙に前にでる」が
上手く機能しなかったのです。
まあ、後続車に抜かれることも無く10位は守ったので
鈴鹿の予選に繋がるいい仕事ではありましたけどね。
それに本人コメントによるとリアサスがトラブって跳ねまくってたとか。
バンピーなブラジルGPでは致命的じゃないか……。