第13戦 ハンガリーGP

「なんで〜?」の連続でした。



ハンガリーGPってオーバーテイクが無くてつまらない印象でしたが
今年は雨のおかげでオーバーテイクしまくり。
特に序盤のアロンソとシュー兄が凄まじい勢いで順位を上げていくのは痺れました。
ハンガリーは人工雨とか降らせてウェット専用にしましょうよw


ライコネン
相変わらず不運が付きまとうんでしょうか……。
PPからスタートして序盤はトップを快走していたにもかかわらず
リウッツィに追突してリタイア。
リウッツィライコネンを前に行かせるためにアクセルを緩めたようですが
ライコネンはその後ろに突っ込むしか行き場が無くて起きたようです。
レース後にリウッツィが謝りに行って和解はしているみたいですけどね。
まあ、あのままレースしててもバトン、アロンソと争って優勝できたかは微妙でしたけど。
晴れだったら優勝していたんだろうなぁ。


アロンソ
レース序盤の目が覚めるようなごぼう抜きで一気にトップまで駆け上がり
レース終盤までバトンとトップ争いを繰り広げていましたが
ドライタイヤに交換してピットから出た直後フラフラとおかしな挙動を見せ
コーナーでコントロールを失ってタイヤバリアの餌食に。
リアの駆動系に原因不明のトラブルが起きたらしいです。
このときシュー兄が猛追をしていたので、これでポイントが一気に縮まるのか……
と思っていたのですが。


シュー兄
スタート直後にごぼう抜きを演じるも中盤で伸び悩みずるずると後退。
挙句にフィジケラ接触してフロントウィングを失い周回遅れに。
しかし路面コンディションが回復すると一気にペースを上げ2位まで追い上げるも
ドライタイヤへの交換を渋ったために終盤でまたペースダウン。
デラロサに抜かれハイドフェルドに抜かれ、
ハイドフェルド接触してマシンを壊し2周を残してガレージに消えました。
9位完走扱いでノーポイントだったはずなのですが
7位のクピカが車重不足による失格で繰り上げ8位で1ポイント。
良くも悪くも目立つお方です。
これで5戦を残して10ポイント差。


フィジケラ
シュー兄を抜いたと思ったのにいつの間にか消えてた。
TV地上波で時間の都合上カットするのは仕方ないと思いますが
リタイア情報くらいはインフォメーション入れてくれませんかね。


といった波乱のレースを制したのはホンダのバトン。
バトンにとっては渇望していた初優勝。
そしてホンダにとっても渇望していた第3期初優勝。
レース終盤にライバルが消えて独走状態だったので
このまま優勝したらアナウンサーとかスタジオとか
騒ぎまくるんだろうなぁとげんなりする覚悟をしていましたが
そういったことは控えめにして現場の喜びを伝えることを重視したのは好印象でした。
それにしても……バトン勝っちゃったかぁ。
なぜか勝てないのが売りだったのにな(酷