『iPod』のシャッフル再生で音楽の聴き方が変わる

http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20040426206.html


記事の内容はおおむね同意です。
なんせ私のシャッフル暦は長いですから。
それは十数年前の学生時代、
まだCD1枚で10数曲しか扱えなかった頃から
ほとんどシャッフル再生で聞いてましたからね。


PCでMP3データとして曲を扱い始めてからは
CDは音楽を取り出すための原盤であり
CD購入してすぐにPCのCDドライブに入れMP3化。
聞くときはWinampのリストに入れてシャッフルは常にON*1


ポータブルにおいてもテープだったウォークマン時代は物理的に無理でしたが
ポータブルCDを使うようになってからはシャッフル
MDになってもシャッフル
MP3対応CDプレーヤーでもシャッフル
そしてiPodでもシャッフル。


まともにCD収録の曲順どおりに聴くのは最初の1回ぐらいです。


シャッフルの何がそんなに良いのかと聞かれると飽きないこと。
常に同じ曲順だと聴き込んで行くにしたがって次にかかる曲を覚えてしまいますよね。
すると曲が流れる前に次の曲が分かってしまう。
更には曲が流れ始める前に無意識的に脳内再生し曲を先行体験してしまう。
そうして新鮮味が無くなり飽きてしまいます。


シャッフルならば流れ始めるまで何がかかるか分からない。
それが曲が流れ始める前に曲を先行体験してしまう現象を起こさなくなり
飽きることが無く音楽を楽しめることに繋がるのではないかと思います。


そして、曲は多いほど意外性があります。
10曲よりも100曲、
100曲よりも1000曲、
曲が多くなればなるほど次の曲を予想するのが難しくなるでしょう?
私がiPodのような多くの曲を持ち歩ける音楽再生機器に興味を持つのはそこにあるのです。
単純に、いつでも聴ける曲の選択肢は多いほうが良いという理由もありますけどね*2

*1:こういった音楽生活をしているとCCCDは購入の選択肢に絶対入りません

*2:一方で検索性も重視する理由はここにある