Wind -a breath of heart- まとめ

「街の力」を軸にした様々な人間模様が描いてあってテーマは面白かったです。
人間関係の設定に驚かされたり
ややこしい設定も丁寧に描かれていた*1ので置いてけぼりを食らわずにすんだり
盛り上がるシーンはちゃんと盛り上げ
作品を丁寧に仕上げようとする制作の努力が伺えます。
と、ここまでは良い部分。


冗長な第1部(共通部分)が第1関門になってます。
今回はやる気が保てた*2ので終わらせることが出来ましたが、
やる気が切れたら1周すらも終わらせること無く投げていたかもしれません。
それに比べて第2部は短めなので、2周目以降はかなりボリュームが少なく感じました。


あと、クライマックス近くなるとキャラが延々語り出す場面が多々ありましたが、
ここの台詞回しがクドイ。
同じような内容の発言を表現を変えながら何度も何度も言ったり
言ってる内容が微妙にループしてたり
言ってる側もなにをしゃべっているの分からないような状態っぽいんですが
聞いてるとウンザリすることがありました。
それと主人公の受け答えがやる気なさすぎ。
ヒロインが延々語っているのに「そうか…」しか言わないのでは
ちゃんと話し聞いてるのか?って感じました。


文句なしにお勧めできるのはムービーと問い詰めですかね(笑
特に第2部開始のムービーは良いです。
彩のプロモっぽいですが、彩のシナリオを見た後だと特にこみ上げるものがあります。


ところで、あの飛行船って結局なんだったの?(ただの象徴?)

*1:後述のようにクドイ部分もありましたが

*2:みなも@春野日和が目的だったことが大きいw