第14戦 ベルギーGP

ライコネン優勝〜!


予選で失敗した10位からのスタートだったライコネンだが、
上手くスタートを決めて1コーナー過ぎたところでミハエルに続く5位。
1周目に起きた多重事故の影響で4周目までセーフティーカー先導の状態が続きます。
セーフティーカーからのリスタートでタイヤが暖まらずに苦しむミハエルを抜き去り4位、
さらにチームメイトのクルサードを抜き去って3位。
この序盤の快進撃が最高の結果をもたらしたのでしょう。
ライコネンの前方はルノーの2台ですが、
トゥルーリは1回目のピットストップ後からペースが上がらず後退、
アロンソは12周目にオイル漏れでリタイアし
ライコネンはトップに踊り出ます。


ミハエルが1回目のピットストップを遅らせてきたので
2ストップ作戦でしてやられるかもしれない不安がありましたが
なんとマクラーレンも2ストップ作戦。
2回目のピットストップの時間帯が差し迫ってきた時
ライコネンとミハエルの差は12秒以上開いていて楽勝ムードでした。


しかし、ここでまた一波乱。
ライコネンが先にピットストップを済ませミハエルがまだピットストップしていないタイミングで
バトンが起こした事故の影響で再びセーフティーカー導入。
この機に乗じてミハエルがピットイン。
ライコネンは1位を守るものの12秒以上あった差は一気に詰まります。
セーフティーカー先導からのリスタートで1位を守ったライコネン
ミハエルを引き離しに掛かります。
このペースで行けば優勝間違いないと思われた残り5周目、
3度目のセーフティーカーが導入されます。
残り3周でレース再開。
このリスタートでも1位を守りきったライコネン
ファステストを叩き出す猛烈なペースで引き離しにかかり
3周で3秒の差をつけてフィニッシュ!
完全にフェラーリを圧倒した展開での勝利でした。


レース後のコメントによるとライコネンは8周目から
シフトダウンにトラブルを抱えていたらしいです。
それであの走りですか……凄いよライコネン
というか、どこか壊れるのは相変わらずなのね(苦笑 >マクラーレン