第16戦 中国GP
最初にコースレイアウトを見たとき
なにこのコース、ふざけてるの?
と思ったものですが、
蓋を開けてみればなかなかどうして面白いレイアウトでした。
16に及ぶ多彩なコーナーと長いストレート、十分に広いコース幅。
抜きつ抜かれつの面白いレース展開を演出する要素が上手くちりばめられてます。
あと、あれは13コーナー*1かな、だらだらと長いコーナーは車載カメラから受ける印象が非常に難しそうでした。
レースゲームで言うと「いつまで曲がるんだよこのコーナーは!」って言いたくなるところですねw
新しいだけあって今の時代にあった設計がなされ、
今後のコースレイアウトにいい影響を与えてくれそうなサーキットでした。
さて肝心のレース展開は、前半はバリチェロvsライコネン。
お互い同じようなラップタイムを刻みしのぎを削りあってました。
ライコネンはバリチェロに着きはするものの、抜き去るほど速さに違いが無く膠着状態が続いていました。
2回目のピットストップでライコネンが賭けに出ます。
6秒台と言うショートストップでバリチェロの前に出る事を目論みますが、、
それを見たフェラーリはバリチェロもショートストップで送り出しライコネンの前を抑えきります。
そして、明確に差が出たのは3回目のピットストップ。
ライコネンがショートストップの影響で早々にピットへ向かう中、
バリチェロがかなり引っ張りました。
2回目のピットでバリチェロも給油は少ないはずなので、その時点でまだガソリンを残していたと言う事か?
とにかくフェラーリの作戦が一枚上手*2でした。
賭けが外れたライコネンは、2ストップ作戦のバトンにも前へいかれ2位を奪われてしまいます。
ただ、レース後の会見でライコネンはこう語っています。
ただ僕たちはここに2位になるためではなく、勝つためにきているので、 それほどがっかりしているわけではない。
失敗を悔やむわけでもなく恐れるわけでもなく、
ただ勝利だけを目指して全力を尽くしている。
そんな情熱が感じられる力強いコメントじゃないですか。
一方、佐藤琢磨。
金曜日にエンジンブローして手痛いグリッド10位降格を受けてしまい、最下位に近い18番目からのスタート。
しかしスタートを上手く決めて14位まで一気に上がり、
2ストップ作戦でレース展開も上手く運んで6位フィニッシュ。
きっちり仕事をこなしましたね。
ただ作戦的にはバトンと同じなので予選はもう少し前にいけたのかも。
やっぱりフリー走行のトラブルで走り込めなかった影響かな?
んでラルフ。
復帰早々何してますかあなたは。
クルサードとの接触はレースアクシデントとはいえ、クルサードが強引過ぎたのは分かる。
だからといって腹立ててマクラーレンのピットに突っ込むようなそぶりを見せたり、
修復の際に「クルーの手際が悪くて遅すぎる」とまだ走れるマシンを放棄してリタイアしたり、*3
遊びにきてんじゃねーんだぞボケ。
ウィリアムズはラルフの更迭を検討してるみたいですが、当然でしょうな。
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回るぶつけるパンクする。
楽しそうですなチャンピオン様(pgr
今GPの珍プレー大賞決定www