最終戦 ブラジルGP

スタート時はウェットからドライに変わりそうな難しいコンディション。
ほとんどの車はインターミディエイトタイヤを装着してスタートしました。
しかしスタートして数周で路面が乾き始め、ドライタイヤへの交換を余儀なくされます。
そのタイヤ交換のタイミングを上手く計り、
なおかつ速さもあったモントーヤライコネンがいい戦いを見せてくれました。
一番盛り上がったのは最後のピットストップをめぐる駆け引き。
モントーヤが周回数をほぼ等分するようなタイミングでピットインしたのに対して
ライコネンは最後のピットインを引っ張る作戦に出ました。
50週目モントーヤがピットインした時のライコネンとの差は5.5秒。
ここからライコネンのプッシュが始まります。
55週目ライコネンがピットインした時のモントーヤとのさは19秒ちょっと。
かなり微妙なタイミングです。
ライコネンがピットアウトしたところはモントーヤのわずか後方。
その後、1秒前後のつかず離れずの攻防を繰り広げますが
モントーヤが最後まで抑えきってトップチェッカー!


見えないタイム争いが白熱したレースでした。
それだけにリアルタイムモニターもあわせて観戦できたら本当に楽しかっただろうに……。


佐藤琢磨は終盤アロンソと4位5位争いしてましたが、
ゴール間際に後ろから来ていたラルフに抜かれて6位。
最後に抜かれた原因はなんだったんだろ……。*1

*1:抜かれたシーンの映像はなかった