第2戦 マレーシアGP

さあ、いよいよ始まりましたF1!


……え? もう2戦目だぞって?
だって映像で観戦したのは今年初めてなんだもん……。*1


さて、高温多湿でマシンにもドライバーにも過酷な事で知られるマレーシアGPです。
今年から2戦で1エンジンやレース中タイヤ交換不可のルールが加わった事で
さらに過酷さが増してサバイバルレースになるかと思いきや終わってみればトラブルは少なく、
各チームともに今年の新レギュレーションにあわせていかに信頼性を重視してるか分かりました。
ただしドライバーの方は表彰式の時の姿やコメントなどから体力の消耗は激しかった事が伺えますけどね。


・タイヤ
ミシュランタイヤは熱の入りがいいのか予選から快調にかっ飛ばしていたので
「おいおい、そんなにかっ飛ばして本戦のゴールまで持つのかい?」と心配もありましたが
マシンによってはブリスタなど辛い状況は見受けられましたがバーストなど致命的な問題は起きていないみたいです。*2
一方ブリジストンは熱の入りが悪いのか予選1発の速さが無く、
本戦でもこれといってペースが良いわけではなくバリチェロリアタイヤがぼろぼろだったりと凄惨な結果でした。
まあ、フェラーリはこのまま沈んでいてくれて良いけどね。(注 超主観です)


ルノー
強い! マジで今年のルノーは強い!
タイヤへの優しさが抜群に高いのが強さの秘訣かと。
アロンソのタイヤは最後までしっかり溝が見えてたのは驚きですよ。
一方フィジケラはタイヤが辛そうでした。
いくら素体が良くてもセッティングが決まらなければタイヤの負担は免れないですから。
ルノーは今後のレースでいかにセッティングを決めていけるかが勝負になるでしょう。
でも、タイヤ交換不可ルールで一番得したのはもともとタイヤに優しかったルノーですね。


トヨタ
チームもドライバーも強く生まれ変わりましたな〜。
まるで去年のBARを見てるようです。(禁句?
とりあえずトゥルーリには頑張って欲しいです。ラルフ嫌いだし。(注 超主観です、その2)


マクラーレン
ライコネン惜しい!
1回目のピット終えた時点で4位まで浮上してましたしファステストラップも記録してるので
トラブルが無ければかなりいい結果が残せていたのではないかな。
リアタイヤのバーストだったのでやはりミシュランの耐久性に問題があるのではと
レース中は他のミシュランタイヤにも問題が出やしないか冷や冷やものでしたが
レース後のコメントによるとタイヤバルブの破損が原因だとか。
これもタイヤ交換すればホイールごと交換されるものなのでトラブルに見舞われること無かったんですよねぇ。(たられば論)
ところでタイヤのトレッド面の耐久性ばかりに気をとられすぎてその他の耐久性は忘れ去られていたとか無いんでしょうか?
なんにせよもったいないレースでした。


・BAR
また変な病気が……。*3

*1:3/6の日記参照

*2:ライコネンのバーストは後述しますがまた別の問題

*3:白煙病