SchoolDays
(あらかじめご忠告)
スクールデイズのネタバレが含れています。
ネタバレ部分は隠して記載しますが、携帯から見る場合は隠れないのでご注意を。
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昨晩続きをやってエンディングまでたどり着きました。
そのあとで後半の方の選択肢を総当りして合計5個のエンディングを見ました。
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弋li ::| 〃1::::..::::::::::,、::::::::.::::::i
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jl .::::l __`i}^V::j斗ぅ il`i:::::::|
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/! 「` '7{ ___){_ / ,ハ
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というわけで、感想と軽くレビューをば。
☆システム
フルアニメーションをウリにしてるだけあってよく動きます。
といっても動画を垂れ流してるだけじゃなくて、
選択肢によってシーンの入れ替えたり
プログラムで一部だけアニメーションさせたりと
やるドラと似た感じのシステムです。
☆絵
絵のクオリティーやアニメーションは結構満足いくレベルです。
しかし会話や場面転換などが全体的に間延びした感じでいまいちテンポが良くないです。
特に気になったのは人の発言を遮って割り込むようなシーン。
普通はかぶり気味になるくらい間を開けずに割り込むものですが、、
セリフが途中で打ち切られ→(1,2秒ほど間が開いて)→割り込む人がしゃべりだす
といった感じで全然割り込んでるような感じがしません。
(セリフの内容が割り込んで言うようなことなので判断はつきますが……)
ユーザがメッセージ送りで進行を制御する一般的なADVと違って
スクールデイズはゲームが進行を制御するので、
進行のテンポが重要な演出になるんですよね。
そのへんでスクールデイズは違和感を感じてしまったことが残念なところです。
ただ、視覚的な情報量は一般的なADVをはるかに凌駕するので
文章を読むだけのADVにはない面白さがあるのは確かです。
☆音
キャスティングに関してはキャラに合ってて特に問題なし。
主人公のモソモソっとした喋り方がかなり不快感を募らせますが
優柔不断な性格に合ってると言えば合ってるんでなんとも……。
それよりもセリフによって*1音量が突然変わったり
篭りがちで音質が悪い音声がたまに混じってたりといった
音声のばらつきが気になります。
おそらく違うレコーディングスタジオで収録したりしてバラツキが起きたりしてるんだと思いますが
突然音質が変わったりするととても気になるので上手く調整してほしかったところです。
それとこれは環境依存の問題だと思いますが音声が音飛びします。
うちのサウンドカードは以前から高負荷状態で音飛びよく発生してました。
とりあえずスクールデイズが高負荷で動いている事は間違いないです。
AcousticEdgeをお使いの方はご注意を(笑
歌に関しては文句ありません。
豪華すぎて鼻血が出そう。
☆シナリオ
基本的に主人公(誠)とヒロイン二人(世界と言葉)を巡る三角関係。
それにサブヒロイン数人を巻き込んで話は展開します。
誠は通学途中の電車でいつも見かける女の子(言葉)のことが気になってしかたなく 遠巻きに携帯カメラで盗撮(ぉぃ…) で、その写真を携帯の待ち受けに(ぉぃぉぃ……) その頃、学校で「携帯の待ち受けを好きな人にして3週間誰にも見られなければ恋が実る」というおまじないが流行っていた。 そんな噂も知らずに誠は待ち受けにしたわけだが、噂の事を友人から聞いて 「俺も誤解されるじゃないかと」自分の携帯の待ち受けを眺める。 それを隣の席の世界に見られしっかりと誤解される(笑 なんとか誤解を解こうとする誠だが 気になっている事は事実なので世界に問い詰められるほど返答できなくなる。 で、世界は誠を言葉の仲介役を買って出る。 世界の活躍(?)により誠と言葉が上手くいきそうになったところで 「出来る事なら何でもお礼するよ」と言った誠へ世界が不意打ちのキス。 世界「これだけでいいや」
というのが第1話。(OverflowのHPに1話が丸々収録されたムービーが置いてあります)
こんな感じで2人の女の子の狭間で揺れ動く誠を中心に話が進んでいくわけですが、
この誠が相当な優柔不断野郎でして……。
まあ、このおかげで物語は非常に起伏にとんで面白い展開になるんですけど(笑
描かれる内容は現実で起こりえる話ばかりです。(ファンタジー成分は皆無)
現実に起こりえても起きて欲しくない展開もありますけど……。
そういったきつい部分もストレートに容赦なく描かれているのでシンプルな反面かなり過激なもの。
ちなみにバッドエンド*2は薄ら寒くなって乾いた笑いしか出ませんでした。(でもこういうの嫌いじゃないw)
エロ成分は申し分なし。
というかこの主人公、優柔不断な上に節操なしです。最悪です(笑
それでは見たエンディングの個別の感想を(かなりネタバレ)
●セックスフレンド 一番最初にたどり着いたエンディングです。 おかしい……。 世界を狙っていたはずなのになぜ光エンドなのだ。 第2理科室での情事をしつこく覗き続けたのがいけなかったのか。 ムラムラっときて光に手を出したのがいけなかったのか。 中田氏したのがいけなかったのか。 で、このエンディングは……ねぇ。 光は楽しんでそうだけど、世界が不憫だ。 というかラストの写真からすると世界にばれた上でも関係を続けてるってこと? 既成事実という隠しようが無い証拠が出て開き直るしかなかったんでしょうけど……。 まあ、とりあえずおほほ笑いと尻でしょうか(何 ●みんなの誠 優柔不断すぎ……。 てか、何でこいつがもてるのかよーわからん。 ●刹那の想い うわ、刹那に裏切られたよ(いい意味で) ラストの涙のピースサインはくらっと来ました。 ●さよなら世界 タイトルはなんか凄いですが(笑 ラストの一言。 誠「なんでこんな事になっちゃったんだろうな」 悲壮感漂ってますが……まあ自業自得ですな。 刹那とやらせろーと躍起になってこのエンディングを何度も見ることになったのは内緒デス。 (結局まだやらせてもらえないけどw) ●鮮血の結末 ぎやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁという内容。 言葉の精神が壊れていく様が克明に描かれているだけに 最後の凶行が痛く辛く心に突き刺さりました。 とりあえず「そういえばOverflowの作品だったね、ははははは……」といったところですか。 スクールデイズで一番印象に残るエンディングになりそう。 そしてスクールデイズを象徴アイテムは携帯ではなく鋸に(笑 てか、言葉恐い…………。