第19戦 日本GP

金曜日
ライコネンエンジントラブルのため10グリッド降格ペナルティ。
……またですかorz


土曜日
予選の終盤に強い雨
前戦で1-2フィニッシュして出走順がラストだったマクラーレン2台は
雨の影響をもろに受けてしまう。
とてもタイムが出せる状況じゃなくアタックしない予選走行に。
結果ライコネン17番グリッド、モントーヤ18番グリッド。


マクラーレンは最悪と言える状況でレースを迎えたのです。


そしてレーススタート。
1周目のシケインモントーヤがクラッシュ。
モントーヤのレース後コメントによるとビルヌーブに押し出されたらしい。
またおまえか……。
この事故処理のためセーフティーカー導入。
この時点でライコネン12位。


レース中盤、ライコネンは順調にポジションを上げて8位。
しかし、前に居るのは6位シュー兄、7位アロンソ。しかも激しくバトル中。
ここは冷静に後ろから見守るライコネン
数周後アロンソ130Rで見事なオーバーテイクを決めてシュー兄の前に出ました。
すかさずライコネンはシュー兄に張り付き追い立てますがなかなか抜けない。


前に出たアロンソは先にピットインしました。
ところがアロンソがピットアウトした位置が大渋滞。
これにつかまって遅れてしまいます。


一方シュー兄と抜きあぐねるライコネンの膠着状態が続くが
26周目になんと同時ピットイン。
両者ともほぼ同タイムのピットストップだったため順位は変わらず。
再び2台の膠着状態が続きます。
ちなみに渋滞にはまったアロンソライコネンの後ろに順位を落とした。
膠着状態が破られたのは29周目。
最終コーナーでぴったりつけたライコネン
ホームストレートでスリップに入り
1コーナで鮮やかにパス。
前に出たライコネンはそのままみるみる差を広げていきました。


トップ集団が2回目のピットストップを行っているうちに
ついにライコネンはトップに立ちました。
このまま1ストップでいけるなら楽勝……と思われた残り8周。
ライコネンはピットへと向かいました。
これでフィジケラに先行を許してしまうがライコネンはこれを猛追。
残り3周で追いつきファイナルラップの1コーナでズバっとオーバーテイク
そのままライコネンがトップチェッカーを受けて今季7勝目を飾ったのでした。


つまり……17位→1位という怒涛のゴボウ抜きを演じて見せたわけですよ。
すげぇよライコネン
でも、本当の凄さは結果だけに留まらないんですよね。
レース後記者会見にて
「でも、実はギアに少しトラブルを抱えていて、7速がショートだったんだ。
だから彼らに近づくと、レブリミットに達し始めてしまって、フェルナンドや
シューマッハを抜くのはとても大変だったよ。」
工 エ エ ェ ェ (゜Д゜; ) ェ ェ エ エ 工


一方佐藤琢磨
スタート直後の1コーナでオーバーラン
バリチェロアタックを食らってフロントウィング交換。
トゥルーリにボディブローいれてKO。
FIAからリザルト取り消し処分を食らう。


あぁもう……orz