W51SHに機種変しました

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/32737.html


3/15*1に機種変しました。
色はオーシャンブルーです。
というわけで1週間ほど使った感想など。


■筐体
液晶部分だけ横回転するサイクロイド機構がウリです。
携帯電話の通常の用途は縦画面が都合がいいですが
ワンセグやムービーを見るときは横画面が都合がいいという要望に
携帯の持ち変えることなく簡単に使い分け出来るようになっています。


液晶側のサイクロイドで動かない部分が
光沢仕上げになっていて
指紋と傷がかなり目立ちやすいです。
# 既に傷がついてしまいましたorz


■持ちやすさ
やや大きめで直線的なフォルムなので
角張ってあまり手に馴染まない形状です。
液晶部分がやや重いようで携帯を開いて持つと
液晶側の重さに引っ張られるような感覚が少しあります。


■ボタン
中央キー(決定キー)はもう少しクリック感が欲しかったです。
テンキーやカーソルキーは特に不満はありません。


■操作性
画面切替に少々時間がかかるところもありますが基本的に動きは速いです。
メールやWebなどの閲覧画面ではカーソルキーの横にある
メールキーとEzキーがページスクロールになるので
長文を読むときはかなり重宝します。
ところでau Music Playerの重さは何とかならんのでしょうか。
auの共通アプリなのでシャープのせいではありませんが)


ワンセグ
サイクロイド機構が一番活きてくるのがワンセグです。
横画面を自分に見えやすい角度を保持したまま
テーブルの上に置いて見れるのはかなり魅力です。
折り畳みやスライドだと垂直にたてるか机の上に寝せるかなので
ちょっと見辛いですもの。


予約録画はワンセグ視聴中の番組表からのみ登録できます。
ワンセグの受信が出来ない状態では番組表が見れないので
予約も出来ないというのが難点です。
Webの番組表からiEPGとかで予約録画の取り込みが出来れば
かなり使い勝手が上がりそうなのですが……。


■動画再生
Ezムービー再生時にサイクロイドで横画面にすると
自動的に動画も横向きの全画面再生に切り替わります。賢い。
だたこのまま動画再生が終わって一覧に戻ると
こちらは縦画面構成なので90度回転したい状態で表示されます。
もちろん操作も90度回転。(上を押せばカーソルが右に動く)
慣れればそのまま操作も出来なくはないですが
リストも横画面で出せたらなぁ……というのは贅沢でしょうかw


動画形式は従来のXvidに加えてH264形式が再生できます。
しかも携帯動画変換くんで作れます。
XvidとH264の画質を比較した感じは

 Xvid:輪郭にノイズが出る
 H264:輪郭のノイズは出にくいが、動きが激しいところはモザイク状になりやすい

画質は明らかにH264の方がきれいに見えます。
輪郭ノイズが少ないので濁りがないクリアな画像に見えるんですよね。
H264で動画を500kbpsぐらい使えばほとんどノイズがない動画が出来ますが
動きが激しいところでコマ落ちが目立つようになります。
かなりジレンマ。


携帯動画変換くんで変換するパラメータに「-qmin -qmax」というのがありますが
同じ設定値でもXvidよりH264の方がビットレートが高くなるようです。
ディフォルトは-qmin 2 -qmax 32となりますが
Q32*2でも400〜500kbpsぐらい使います。
前述のように500kbpsだとコマ落ちが目立ってしまいます。
ちなみにビットレート設定の「-b」をいくら下げてもQ値を下げなければ
ビットレートは下がってくれません。


私が試した限りだと「-qmin 35 -qmax 51 -b 256」で大抵の動画を
コマ落ちなく再生できるようです。
少々コマ落ちしても構わないから画質を出したいなら-qminを33〜34あたりにすると良いでしょう。
(ちなみに実験に使用した動画はPC版はにはにのOP)


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と感じで概ね満足しております。

*1:関東での発売日

*2:Qは数値が大きいほど画質を下げてビットレートを落とします